月舘町伝承民話集 -073/200page
体とともにこの仏像も合祀し、月宮神社となったと伝えられております。 祭日は毎年八十八夜で、明治・大正・昭和の戦前までは蚕の守護神として伊達地方は勿論、信夫、安達地 方や遠くは相馬、山形、仙台方面からも年間数千人を越える参拝者が列をなしておりましたが、時代の流れ とともに今は里人たちのみで、昔を偲ぶよすがもありませんが、長い長い歴史をもつこのお宮を郷土の人々 が心に刻み、これからも永く信仰を続けたいものであります。
体とともにこの仏像も合祀し、月宮神社となったと伝えられております。
祭日は毎年八十八夜で、明治・大正・昭和の戦前までは蚕の守護神として伊達地方は勿論、信夫、安達地 方や遠くは相馬、山形、仙台方面からも年間数千人を越える参拝者が列をなしておりましたが、時代の流れ とともに今は里人たちのみで、昔を偲ぶよすがもありませんが、長い長い歴史をもつこのお宮を郷土の人々 が心に刻み、これからも永く信仰を続けたいものであります。