月舘町伝承民話集 -075/200page
ある。 その後、この山の頂上平坦なところに、天保・文久・慶応年間や明治の初期に建てられた猿田彦、太田神、 養蚕神、山神、大師などの石塔十数基が建ち、里人の往時の信仰がいかに厚かったかがしのばれる。むかし は、四月の酉の日が祭りで、多くの里人たちの参詣で賑ったものである。
ある。
その後、この山の頂上平坦なところに、天保・文久・慶応年間や明治の初期に建てられた猿田彦、太田神、 養蚕神、山神、大師などの石塔十数基が建ち、里人の往時の信仰がいかに厚かったかがしのばれる。むかし は、四月の酉の日が祭りで、多くの里人たちの参詣で賑ったものである。