「ふるさとの小径を行く」 -082/168page
上戸の馬頭尊 細夫の上戸、菅野早夫氏の入口に、文化六年(一八〇九)建立の「馬頭観世音塔」の石碑と石の馬頭観世音像があります。馬の供養碑とみられ、往時馬の飼育が盛んなことが伺えます。 ちなみに、菅野氏の先祖直之助氏も伯楽として馬の飼育を指導してきた人で、馬頭観世音像は直之助氏の建立といわれています。直之助氏は天保生まれの人で大正七年に亡くなっていますので、文化以来約百年間、この地が馬と深いかかわりをもっていた様子がしのばれます。 上戸の馬頭尊
細夫の上戸、菅野早夫氏の入口に、文化六年(一八〇九)建立の「馬頭観世音塔」の石碑と石の馬頭観世音像があります。馬の供養碑とみられ、往時馬の飼育が盛んなことが伺えます。
ちなみに、菅野氏の先祖直之助氏も伯楽として馬の飼育を指導してきた人で、馬頭観世音像は直之助氏の建立といわれています。直之助氏は天保生まれの人で大正七年に亡くなっていますので、文化以来約百年間、この地が馬と深いかかわりをもっていた様子がしのばれます。
上戸の馬頭尊