「ふるさとの小径を行く」 -092/168page

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館ノ腰交通安全地蔵

 国道から糠田への三叉路、字館ノ腰地内に昭和四十九年の秋、小手婦人会と月舘町交通安全協会によって交通の安全を祈願して「交通安全地蔵尊」が建立されました。この地点は従来から交通の危険か所で、しばしば事故も起き、死傷者も出たところでした。

 こうした事故を信仰と地蔵尊の加護をもって絶滅しようと願って建立されたものです。人々の願いが天に届いたか、以来特記すべき事故もなく、幸福な日々を送れるようになりました。

館ノ腰交通安全地蔵
館ノ腰交通安全地蔵

糠田の熊野神社

 旧糠田の村社で、字宮前に鎮座まします。祭神は伊邪奈岐尊、伊邪奈美尊、速玉雄命の三柱です。社地は東西五十ニメートル、南北三十五メートルで約二十アールあります。縁起等は明らかでありませんが、「伊達秘録」によると、西館城主佐藤民部義忠当社を欽慕したとあります。

 その他の雑録によると、人皇第五十二代瑳蛾天皇


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