「ふるさとの小径を行く」 -115/168page

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小志貴神社

小志貴神社全景
小志貴神社全景

 町道上手渡線の傍らに立つ大鳥居が、小志貴神社の一の烏居で、これより神域になり、南西の方向に七百メートル進むと杉木立の中に小志貴神社が鎮座まします。参道入口には、町指定重要文化財「小志貴神社牡丹獅子舞」の案内があり、 この鳥居をくぐって石段を昇ると左右に部屋のある珍らしい形式の表拝殿があります。その奥に拝殿、本殿が瓦葺きの重量感のある美しい姿を見せています。

 当社は、天児屋根命を祭神とし、山陰中納言実友卿が神徳を感じて永久五年(一一一七)に勧請建立したものと伝えられています。一説には大同年間その後天正年間には下手渡の大内氏、さらに、伊達氏と、豪族や支配者の崇敬する社でありました。文永六年(一二六


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