わたしたちのきょうど にほんまつ -045/055page

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水げんのかく保

むかしの取り入れ口(岳大関(だけおおぜき)地内)
むかしの取り入れ口(岳大関(だけおおぜき)地内)

今の水げん(岳(だけ)ダム)
今の水げん(岳(だけ)ダム)

根本さんの話
 二合田用水のみなもとは、安達太良山中ふかくの大清水(おおしみず)・北清水(きたしみず)とよばれるわき水です。むかしは、岳(だけ)の大関(おおぜき)というところで烏川(からすがわ)から用水ぼりに引きこまれていました。しかし、明治以降(めいじいこう)、二合田用水が各地で本かくてきに農業用水として利用されるようになると、水が足りなくなりました。そこで、県や市は、1979年、6年のとし月と36億(おく)円をかけて岳に農業用のダムをつくりました。今では、市内、約700ヘクタールの水田に豊(ゆた)かな水を流し続(つづ)けることができるようになりました。

工事の道具
工事の道具

岳ダム
岳ダム

・ 二本松市には、二合田用水のほかにもたくさんの用水があります。
むかしの人々が、どのようにして用水をつくったか調べましょう。


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