先人の偉業　戒石銘の精神に学ぶ -014/024page

(2)　二本松市より京山県訪問(平成元年）

　二本松市の戒石銘刻銘二百四十年という記念すべき年に、本家中国の碑が再建されること、そして、この碑の除幕式に招待されたこともあり、顕彰事業の一つとして、二本松日本中国友好協会と二本松市が主催し訪問しました。

　その様子などをもう少し紹介いたしますと、

　二本松市の公式訪問者七名をはじめとする市民各界各層からの六十六名は、十月二十三日朝市役所を出発、成田空港から上海へ渡航しました。

　翌二十四日には空路武漢へ到着、出迎えた湖北省対外友好協会、京山県副県長らの案内で、タ刻戒石銘のふるさと京山県に到着しました。

　その晩の京山県主催の歓迎会では、張依忠県委書記、呉理国県長らの京山県要人や京山を管轄する荊州地区、湖北省の幹部職員等およそ五十名が暖かく訪中団を迎えてくれました。

　二十五日、一行は京山県政府を訪問、政府庁舎前に再建された戒石銘碑への除幕式に出席し、当市の呼びかけで再建された碑の完成を京山県民とともに喜び合いました。

再建戒石銘碑の除幕式

再建された碑の前で