先人の偉業 戒石銘の精神に学ぶ -015/024page

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 式典では、殷副県長が戒石銘の由来と当市との交流の経緯について説明、呉県長からは「戒石銘の精神を生かし、さらに京山県を発展させていきたい。」とのあいさつがあり、続いて市長が碑再建のお礼とお祝いを述べました。

訪問者の声より
 京山県の空はあくまでも青く、夏を思わせるような輝く光が戒石銘除幕式参列者を祝福するかのようにさんさんとそそがれていました。

 いよいよ幕がおとされて再建された戒石銘碑が姿を見せ、二本松市と京山県にとって新しい歴史の一ペ-ジが開かれました。

 京山県あげての熱烈歓迎は、この歴史的瞬間を飾るにふさわしい感激的なものてあり、碑をまのあたりにした時の感動は今なお新しいものがあります。

(3) 京山県より二本松市訪問(平成元年)

 二本松藩戒石銘刻銘二百四十年顕彰事業記念碑除幕式は、十一月十四日の午前十時から霞ケ城公園内戒石銘前広場において、約五百名の参列のもとに挙行されました。

 この除幕式には名誉市民大山忠作氏、丹羽家第十八代当主丹羽長総氏らとともに、殷積蘭団長はじめとする五名の中国京山県友好訪問団と、中国政府を代表して駐日大使館から徐源海首席参事官らの参列をいただきました。

除幕式で祝辞を述べる徐源海参事官
除幕式で祝辞を述べる徐源海参事官


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