わたしたちの町あだち-047/059page
(2)かいこをかってまゆをとる仕事(ようさんの仕事)
安達町が今のように発展するもとになった仕事のひとつにようさんの仕事があります。安達町の農家は昔、ほとんどの家でかいこをかっていました。そして、よいまゆがたくさんとれるように研究やくふうをしてきました。安達のきぬ(かいこのまゆからとった糸でおったきれ)は昔から全国でも有名でした。それはたくさんの人たちがいっしょうけんめいくふうし、努力したからなのです。今も農家には家のそばに家よりももっと大きなかいこをかう家が残っています。
町内にはかいこをかう研究をし、よい方法をみんなに教えてくださった先生たちの碑がたくさんたてられています。
▲佐藤善太さんの碑(渋川)
▲渡辺金吉さんの碑
▲かいこの先生たちの碑
▲ようさんの仕事のようす(かいこにえさをやる仕事)
●(そんなに)さかんだったようさんの仕事が、今はあまりおこなわれなくなりました。どうしてそうなったのかそのわけをおうちの人にたずねてみましょう。
●そのかわりに今安達町の農家の人たちはどんな仕事にとりくんでいるか、自分の地いきのようすをみてしらべてみましょう。
おじいさんや、おばあさんに、かいこをかう仕事についてどんなくろうがあったのか、どんなくふうをしたのか、いろいろお話を聞いてみましょう。
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