社会科副読本第3・4学年 わたしたちのきょう土 おおたま - 092/129page

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よごれてきた水

 安達太良川や、百日川、杉田川には、昔は、たいへんきれいな水が流れ、魚もたくさんすんでいました。これらの川は、夏になると、子どもたちの水泳ぎの場所となっていました。しかし、今では、水のよごれが進み、そういったきれいな川は、ほとんど見られなくなってしまいました。では、どうして、こんなに川の水がよごれてしまったのでしょうか。

 げんざい、一番問題となっているのが、わたしたちの家から出される、よごれた水です。わたしたちは、毎日、台所やふろ場、水せん便所などさまざまな場所で水を使い、よごれた水を出しています。(これらを生活排水(はいすい)と言います。)そのふだんの生活の中で、わたしたちが何げなく出していたよごれた水が、実は、そのまま川や沼(ぬま)に流れこみ、自然(しぜん)の水をよごしてしまっていたのです。
 大玉村でも、近年、川や沼のよごれがひどくなり、いやなにおいが発生するといった問題が起きてきまし

川に流れるよごれた水
(川に流れるよごれた水)


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