社会科副読本第3・4学年 わたしたちのきょう土 おおたま - 123/129page
今の三ツ森ため池
三ツ森ため池は、一九三九年(昭和十四年)に県の仕事として完成しましたが、水路がいたみだしたり、取水量(しゅすいりょう)がすくなかったり、水もれや、大雨のとき、えんていから水が流れ出すようになったので、全ぶ修理して、使いやすくするための工事がすすめられました。一九七四年(昭和四十九年)から、七年間にわたって、なおしました。そのひ用は、三億八千九百八拾万円もかかりました。こんな大きな仕事をするときは、県や国からもお金のほじょがあって工事がおこなわれていきます。
今の三ツ森ため池は、ほ場せいび(米づくりの仕事をしやすくするため、大がた機械を入れやすいように、田んぼの形をなおすこと)が、おわったところに、水路をつくり、かんがいしやすいようにして利用されています。それで農家の人びとが、安心して米づくりができるようになりました。