本宮町町政要覧 -029/043page
気象
1896
29六月
本宮小学校内に保嬰学校が、 糠沢宗次郎の慈善事業として開設。
七月二十一日
大洪水。
九月七日
洪水により八日大川両橋流失。
1897
30八月十日〜十二日
洪水。
九月八日・九日
洪水。
1898
31七月
青田原開墾社長梅原親固の彰 徳碑が荒井甲子池畔に建立。
1898
32三月
岩色疏水輪ケ淵堰完成記念と して、固所に岩色堰の碑建立。
1900
33七月十四日
安達太良山・沼尻噴火。
1901
34三月
愛国婦人会が創立。
1902
35九月二十八日
大暴風雨、県下に死 者九一人、負傷三二〇人、家屋全壊一 一,一二一戸、半壊五,一五六戸、流失 九二戸、浸水家屋三,七八〇戸、田畑流 失三〇七町歩、浸水三,九七五町歩、 山崩一一七ヶ所の損害を出した。
1903
36白岩岳山民有地明治初年官有地に編 入となった。明治二十一年本宮荒町 火災のとき本宮の者この山林を払い 下げ伐採を始めた。
1904
37十二月十七・十八日
積雪二尺。
八月
日露戦争
1905
38天明以降の凶作。
本年凶作のため各地で救済事業が行われた。青田村地蔵地内に凶荒救済事業として 、面積一町六反(一,六ヘクタール)の溜地が築かれた。
(米一俵価格=五円二八銭)