平成13・14年度版 ふるさと郡山の歴史 -004/041page
探検マップ 郡山市を探検しよう!
郡山市には、それぞれの地域に、いろいろな遺跡や文化遺産があるよ。きっと君の 学校や家の近くにも郡山の歴史を伝える文化遺産が残っているんじゃないかな?ぜひ、 調べてみよう!
1 三代の一里塚(湖南町)
白河街道は、豊臣秀吉が、会津に入ったときに開発した道路です。 一里塚は、街道を通る旅人の目標として、1667(寛文7)年に、幕府の命により、会津藩が整備しました。 ※昭和57年中野地区の山林の中からも一里塚が発見されました。
2 岩倉の獅子舞(片平町岩倉)
岩倉の鬼渡神社の祭に行われる獅子舞で、昔は、旧暦9月14日、15日におこなわれて いましたが、現在は、10月の第二日曜日におこなわれています。 豊作と疫病を除く願いをこめて舞われています。
3 算額(田村町山中)
田村町の田村神社には、和算(日本の数学)の上達を願って奉納された算額が残っています。 安積疎水の土地測量、水量計算には、郡山の和算家が活躍しました。
4 磨崖三十三観音(田村町大供)
自然の岸壁を利用して、文字や図を刻んだものを磨崖といいます。1773年(安永2)年に、大供に悪い 病気が流行したため、死者の冥福と村の人達の健康安全を願うため、岸壁に刻まれたものといわれています。
5 石造宝塔三尊供養塔婆(せきぞうほうとうさんぞんくようとうば)(安積町日出山)
日出山の子安観音堂境内にあります。塔婆の材質は凝灰岩が使用されています。三つの仏と三重の層を もつ塔が彫られており、仏と塔を一緒に彫られているのは、全国的に珍しいものです。