平成13・14年度版 ふるさと郡山の歴史 -009/041page
はい、私たちのふるさと郡山には、実はたくさんの縄文遺跡があるのです。 未調査のものを含めると、約400くらいあるのです。ここにのせてある写真はその一部で、住居跡や遺跡から 発掘されたものなんです。
I曲木沢遺跡(西田町)
どんなところに、どんな遺跡があるのか見ていこう。
▲土偶
土偶や石棒は安産や子孫の繁栄、豊かな恵みを願って、祈りやまつりのときに用いられた道具と考えられる。
J四十内遺跡(逢瀬町など)
▲石棒(せきぼう)
K山ノ神遺跡(湖南町)
★拓影およびモチーフ
▲線刻礫(せんんこくれき) 線で狩猟の様子が刻まれています。その他、弓をはじめとする多数の貴重な遺物が出土しました。
L鴨打A遺跡(田村町)
▲貯蔵穴
クルミ・クリ・ドングリなどの植物性の食料は毎年一定の場所で採集でき、冬の間、保存することができました。
N上納豆内遺跡(逢瀬町)
▲広場のあるムラ
はじめのムラは、移動しながらつくった小規模なもの。次第に定住し、継続的なムラをつくったと考えられています。