平成13・14年度版 ふるさと郡山の歴史 -017/041page

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郡山にいた武士について調べよう


【リサーチ】

1.郡山市内にも武士の住まいである「舘跡」が現在144ヶ所あります。舘をつくるには目的にかなった場所を選び、 地形を最大限に利用して堀や土塁などの防御施設が設けられました。

@自分の家の近くに舘跡がないか探してみよう。
A武士たちは、どんな所に舘をつくったのか考えてみよう。

郡山市の舘跡

▲郡山市の舘跡

2.鎌倉時代の村々を支配する武士は、平地や段丘上に屋敷(舘)を構え、領地経営の拠点としました。  荒井猫田遺跡の舘跡と中世の舘想像図を参考にして、当時の武士の舘の様子について調べてみよう。

舘想像図

▲舘想像図

◎舘の様子

3.荒井猫田遺跡からは、中国や国内から運ばれたものが多く出土しています。  特に中国産の陶磁器(青磁・白磁)や中国銭が見つかっています。輸入陶磁器の上陸地点を博多として、  郡山までの搬入の道のりを赤ペンでなぞってみよう。

輸入陶磁器搬入経路図

▲輸入陶磁器搬入経路図

【フィールドワーク】
○荒井猫田遺跡 郡山市字川向
○片平上跡   郡山市片平町上舘
○安子ヶ島城跡 郡山市熱海町安子ヶ島字舘前
○身近にある地名で、「舘」「堀之内」の地名を探してみよう。
(武士の屋敷があった場所として、現在も地名として残っているところです。)
 


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郡山市の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。