1999 須賀川市勢要覧 「和 TAIWA」 -010/044page

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そこから始まる、まちへ。T A I W A

21世紀を支える健康づくりと福祉社会の充実

優しさに包まれた福祉のまちづくり


マーク
こころの時代へ向けて


* 高齢者の生きがい対策

 高齢者の生きがい対策を市政の最重要課題の一つとする須賀川市では、平成8年4月に「高齢福祉課」を創設し、土に触れながら3世代での交流を楽しむ「長寿農園」の運営や、家に閉じこもりがちな高齢者が学習や趣味を通して地域の人々と交流するふれあい広場「高齢者サ□ン」のモデル事業推進のほか、75歳以上の1人暮らしの方を対象に、週2回訪問し乳酸菌飲料を届ける「さわやか訪問事業」などに取り組んでいます。また社会福祉協議会では、地域のポランティアの手によって、自主的に運営される高齢者の生きがいづくり「いきいきふれあい事業」を支援しています。

* 障害者にやさしいまちづくり

 また一方、道路を含めた公共施設などへの手すりなどの設置を計画的に進めるとともに、あらゆる人が利用する民間の建物において、障害者に配慮した新・増・改築を行う場合に、低利の資金を融通するといった各種の障害者にやさしいまちづくりも展開しています。

* 安心子育て

 母子保健計画を策定した須賀川市では、平成9年4月から、その計画に基づき、乳幼児健診や保健婦による家庭訪問、母親学級などの様々な子育て支援事業を展開し、安心子育ての環境づくりに努めています。さらには、地域ぐるみでの子どもたちの健全育成を目指すため、世代間交流の場としての新しい児童公園「ふれあい広場」の各地域への設置を、平成9年度から進めています。

時代を支えた高齢者のために
時代を支えた高齢者のために

笑顔輝き、生きがいのある人生をみんなで、分かち合えるまちへ


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