1999 須賀川市勢要覧 「和 TAIWA」 -016/044page

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そこから始まる、まちへ。T A I W A

21世紀に向けた快適生活環境の整備

花と緑のまちづくり


マーク
こころの時代へ向けて


* ふれあいロードのボランティア活動

 須賀川市を代表する花と緑の空間「ふれあいロード」は、市民の手づくりが基本ですが、特に平成9年度からは、それまで専門業者に委ねていた、花壇などへの苗の植え付けからその後の定期的な管理までを、各種団体の目主的なボランティア活動が、支えています。

* ふれあい花壇支援

 また須賀川市では、身近な暮らしのなかで、花と緑に親しみ、ふと心を和ませ、安らぎを与えてくれるような、ふれあい広場を創出したいと考えています。そのため、地域の身近な公園などで、市民が自ら花壇づくりを行う場合に、その苗や資材などを支援する「ふれあい花壇支援事業」を、平成10年度に創設し、積極的に推進しています。


釈迦堂川の両岸を整備した「ふれあいロード」は、「手づくり郷土賞」に輝いています。なお名称は、市民公募により決められました。
釈迦堂川の両岸を整備した「ふれあいロード」は、「手づくり郷土賞」に輝いています。なお名称は、市民公募により決められました。


[1人当たりの公園面積は約40u]

 公園は、自然と触れ合う場として、また、スポーツやレクリエーションの場として、暮らしに潤いや安らぎを与えてくれる市民の犬切な財産ですが、須賀川市民1人当たりのその公園面積は、39・6平方メートル(平成10年3月末現在)。これは全国平均の6倍をも上回る水準で、市内25か所に都市公園が点在しています。

 なかでも市街地中心部にある「翠ヶ丘公園」は、県内でただ一つ「日本の都市公園百選」に選ばれた白然の情緒がたっぷりの杜。東京ドームの7倍もの広さを誇り、市民の憩いの広場として、四季を通し親しまれています。

 ここは、鎌倉時代の初期、二階堂氏が城を構えた場所で、本丸跡からは、市街地が一望できます。特に春には、園内を流れる須賀川(通称・下の川)沿いの約1キロメートルにわたる桜並木が、薄桃色を川面いっぱいに映し出し、にぎわう大勢の花見客を楽しませます。

「日本の都市公園百選」の一つ、翠ヶ丘公園は自然の情緒がたっぷりの杜です。

ゴールデンウィークの時期に開催している「フラワーフェスティバル」

「日本の都市公園百選」の一つ、翠ヶ丘公園は自然の情緒がたっぷりの杜です。 ゴールデンウィークの時期に開催している「フラワーフェスティバル」


“みんなで一緒に”の輪が、まちの潤いをつくっています。


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