須賀川市人物読本 先人のあしあと -123/134page
牡丹(ぼたん)に一生をささげた柳沼源太郎(やぎぬまげんたろう)
牡丹園の西側に、じっと牡丹園をみつめている、りっばな胸像(きょうぞう)があります。この像は、柳沼源太郎(明治八年〜昭和四年)という人です。源太郎は、須賀川の牡丹園をつくり育て花のまちにしたりっばな人です。
牡丹園は、薬種商 伊藤祐倫(いとうゆうりん)という人が、薬をとるために牡丹を育てたのがはじまりでした。この牡丹畑は、伊達(だて)家のものでしたが、明治のはじめ、柳沼家にゆずりわたされ、
柳沼 源太郎 像