さくら紀行 -001/010page

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SAKURA 4月上旬

長沼町指定天然記念物

【横田陣屋御殿桜(よこたじんやのごてんざくら)】

長沼町指定天然記念物 横田陣屋御殿桜

指定年月日
昭和60年5月1日

所有者(管理者)
大岡 定

所在の場所
福島県岩瀬郡長沼町大字横田字北之後111番地

概 要
(1)樹種:工ドヒガンのシダレ
(2)樹高:12メートル
(3)根周り:3.5メートル
(4)目通り幹周り:3.1メートル
(5)推定樹齢:300年

開花時期
4月上旬

サクラの特徴
江戸時代に横田の地を所領し ていた、溝口氏の邸宅内に植え られていたため『御殿桜』と呼 ばれ、舘の主に寵愛された桜と 伝えられています。
長沼町で一番早く咲く桜とし て知られており、赤味がかった 濃いピンク色の花が樹全体を覆 う姿は圧巻です。
また、この桜は東の丘の上に位 置する護真寺のサクラ(福島県 指定天然記念物)の種がこばれ て生えた桜とも言われています。

交 通
《1》JR須賀川駅より長沼行き (横田経由)バス40分/横田下車徒歩5分(福島交通)
《2》東北自動車道須賀川I.Cより 国道118号線を会津方面へ15分



[エドヒガン/江戸彼岸]

彼岸とつくだけに3月下旬から4月上旬にかけて花が咲く、 早咲きで知られています。
葉が出る前に花をつけるため、 葉を歯にかけてウバザクラ(姥桜)とも呼ばれており、 長寿の桜としても知られています。
各地の天然記念物に指定されている 桜の巨木や古木の多くがこのエドヒガンの仲間です。
また、シダレザクラはこのエドヒガンの園芸種です


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掲載情報の著作権は長沼町に帰属します。
長沼町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。