ろ地(じ)きゅうり作りのくふう |
きゅうりをつくり始(はじ)めたばかりのころは,スイカのように,地面(じめん)につるをはわせてさいばいしていました。しかしそれでは,きゅうりの色(いろ)が変(か)わってしまったり,病気(びょうき)になったりして,よいきゅうりがつくれませんでした。
そこで,トマトのように竹(たけ)の支柱(しちゅう)と支柱(しちゅう)の間に魚をとるあみをはって,きゅうりのくきをはわせるようになりました。支柱(しちゅう)を使うことで,きゅうりが直接(ちょくせつ)地面(じめん)につかず,よいきゅうりができるばかりでなく,しゅうかくするときも,こしがいたくなることが少なくなり,らくにしゅうかくできるようになりました。
今では,竹の支柱(しちゅう)は,鉄(てつ)の支柱(しちゅう)に変(か)わり,魚をとるあみは,ナイロンでできたあみに変(か)わりました。 |
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ハウスきゅうり作りのくふう |
ちかごろは,ビニルハウスの中できゅうりをさいばいする農家(のうか)がふえてきました。ハウスきゅうりは,風やしもの害(がい)がなく,ハウスの中の温度(おんど)を一定(いってい)にたもつことができ,寒(さむ)い時期(じき)にもきゅうりを育(そだ)てることができます。
1年間(ねんかん)に2回(かい),しゅうかくすることができ,期間(きかん)が長(なが)くなることでたくさんのきゅうりがとれます。また,ろ地(じ)きゅうりとしゅうかくの時期(じき)がずれるので,高いねだんで売(う)ることができます。
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