てんえいむら見て歩き トラベルブック -011/064page

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大白森山 おおしろもりやま

 天栄村、大信村、下郷町の三町 村の境にそびえる標高1642mの山。 村の中では一番高い山です。北に は小白森山がそびえ、四季折々の 美しい風景を見せてくれます。

大白森山

馬入峠 ばにゅうとうげ

 県道羽鳥・福良線の峠で、更目 木集落から約4km、標高863mの高 所にあります。昔は会津・白河両 藩との境でした。
 現在でも天栄村と郡山市湖南町 との境として、「新編会津風土記」 には岫(みね)峠と記されています。

馬入峠

小白森山 こしろもりやま

 大白森山の北にそびえる小白森 山は、標高1563m。山開きの行わ れるグリーンシーズンには、大白 森山、小白森山そして二岐山へと またがる登山コースとして、ハイ カーたちで賑わいます。

小白森山

安藤峠 あんどうとうげ

 黒沢村道終点にある峠で、標高 1027mの会津との境です。現在も 村と会津若松市との境界になって います。
 昔、ここに会津藩の御番所があ り、安藤の姓を名乗る番士がいた ことから名付けられたといわれて います。

安藤峠

鳳坂峠 ほうざかとうげ

 太平洋と日本海の分水嶺中央分 水山脈の天栄山・権太倉山の谷 部、838mを通り、この道一番の 難所です。
 古くは這(はう)坂といわれ、這って登 るほど険しかったといいます。現 在では、鳳坂とよばれています。

鳳坂峠

蝉峠 せみとうげ

 昔、湯本温泉から下郷町へ向か う蝉峠越えは大変な難所でした。 地元の人々はこの難所を「蝉峠、 セミが鳴かずに俺が泣く」といっ たそうです。現在では、蝉峠トン ネルが開通し、かつてのように落 石や雪崩もなく、快適なアクセス です。

蝉峠


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