あさかわまちが生んだ偉人-011/093page
このような富三の必死の努力によってラットを絶滅の危機からすくい、腹水肉腫のできたラットを生かし続けることができました。 八ヵ月後、腹水肉腫にかかったラットはようやく仙台の東北大学の研究室に入ることができました。 現在世界中に広がって研究され続けているこの腫よう(ガン)の腫は、富三を中心とした研究者の努力によって育てられたものです。