三春の自然-017/070page
枝には、シマヘビやアオダイショウなどが渡っていることがよくある。へびといえば白ヘビやカラスヘビ、シロマダラヘビなどのように変わった色のへびに出会うこともある。
ツリガネニンジンの花を見るとフクシマシャジンを思い出す。わが三春町出身の服部先生の標本によって名付けられたものだからである。
南原公園の辺りから芹ケ沢公園周辺にかけては、植物の種類が多い所である。黄色の花のクサレダマという草が生えている。へんな名まえだと思われるが、草連玉というわけで、漢字で書くととっても美しい花に変身するのでおもしろい。
フクシマシャジン
セミの声がいつの間にか遠のき、彼岸がやってくると、ふしぎにぽっかりと、炎のような真赤なヒガンバナが咲き出す。秋雨にあらわれたヒガンバナの美しさはたとえようがない。この花ににているがピンク色のはナツズイセンである。少し小ぶりで茶朱色のはキツネノ
ヒガンバナ