三春の自然-021/070page

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2、三春を流れる川の旅
(1)大滝根川
むかし嶽川と呼ばれていた大滝根川は、阿武隈高地で一番高い大滝根山(1192m)から流れ出し、郡山市で阿武隈川に注ぐ延長51kmの川である。この川は、大越、常葉、船引の三つの町を流れ、込木の川平地内で三春町に入る。
三春町を流れる大滝根川は、昭和63年に始まった三春ダム建設のため、その姿をすっかり変えてしまった。柴原地内にあった中郷小学校・中学校、その下を流れる大滝根川にあった三階滝も、ダム湖の水底に沈んでしまいます。
この滝は落差が約10m、川幅は18mもありました。増水の時は文字どおり川の水が三階の滝となって流れ落ち、素晴らしい景観が見られたそうです。夏には、子供達の良い遊び場になっていたことでしょう。
三階滝
三階滝
この滝の下流には、明治43年から
不動滝
不動滝

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