三春の自然-022/070page

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発電をはじめた町内で最も古い滝発電所がありました。滝発電所の少し下流には、落差約3.6m、川幅約11mの不動滝があり、その両岸や川床には大小の岩石が重なり合っていて、川岸の樹木とともに独特美しさをほこっていました。
この付近の川床は、岩石がむき出しになっており、その上を水が急流となってはしっていました。
そのため、この川床には大小無数のおう穴が見られ、昔の水量の豊かさと歳月の流れを思わせるものです。
おう穴
おう穴
おう穴とは、川の流れの浸食作用によって川底に作られた円形の穴であり、どのようにしてできるかを図に表すと次のようになります。
(図1)
割れ目やくぼみで、うずができる。

(図2)
水の流れで、石が回転する。

(図3)
石によって大きくほりけずられる。
イラスト
岩盤でできている川底に割れ目やくぼみがあると、川の水

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