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はそこにうずを生じて、くぼみを大きくする(図1)。そのくぼみに小石が入ると、うずで小石が回転して、くぼみをけずる(図2)。このようにして、川底の割れ目やくぼみは、いっそう深く大きくほりけずられていく(図3)。
不動滝のすぐ下流に柴原発電所があって、町内の工場に電気を送っていました。
この辺の大滝根川には蛇石川や牛縊り川が流れ込んで、川幅が広くなり流れもゆるやかになってくる。三春町内の上水道の取水口もこの辺にありました。
さらに川を下ると、西方発電所の取水のための西方堰堤が川の流れを止めていました。この堰堤から流れ落ちる水は、急に川幅がせまくなる西方渓谷の流れとなっていたのです。
西方堰堤
両岸や川面には、いろいろな形の岩石が見られ、岸辺一帯には沢山の落葉樹が茂っています。
秋の紅葉時には、ここを訪れる人
西方渓谷