三春の自然-025/070page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

残りをとどめている。ところどころに小さな滝があり、小金滝と名のついているのもある。八幡町から一本松地内へと流れ、宮田地内で八島川が流れこんでくる。そのため、水の量が増して川幅が広くなる。日陰橋付近で貝山川を合わせて流れるため、水の量がさらに多くなる。しかし、この辺りは、流れがゆるやかで川岸のあちこちに土砂のたい積が見られる。
山田地内に入ると、めおとふじのあるあたりから、川は急に蛇行しはじめ、川床に大小さまざまの岩石が見られるようになる。川は国道288号ぞいに磐越東線と交差しながら郡山方面へと流れ下って行くが、舞木地内でさらに大きく蛇行する。その付近には、竹類やコゴミが生えている。
桜川は、土橋地内で郡山市に入り、やがて阿武隈川にそそいて終わる。
桜川の下流
桜川の下流
桜川の川床
桜川の川床
(3)八島川
八島川は、要田地区の荒和田地内と笹山地内から流れ出し、あたりの水田をうるおしなから、途中で御祭川などの水を集

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は三春町教育委員会に帰属します。
三春町教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。