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(2)ペグマタイト
国鉄三春駅から西へ1kmほど行くと、高台バス停留所がある。右へ道をとって、県道(飯野・栃本線)にはいり、北へ2.5kmほど行くと、左手にスギの古木におおわれた鹿島天神宮の森(高度350m)が見える。

鹿島大神宮入口
参道の大鳥居をくぐって進むと、大杉の並木にはさまれた石段が見えてくる。
その中へ入って行き、石段のわきの林の下草を見ると、イカリソウ、ホトトギスなどが生えている。林をつくっている樹木の中でも、モミやスギはきわだって大きい。また、サカキ、ヒサカキ、ツバキ、マキなど暖地性の仲間の樹種が多いのに気づく。
石段を登りつめると急に明るい境内が見える。社殿の左裏手へ廻ると、全山をおおう天然記念物のペグマタイトの大岩脈が目にとび込んでくる。

参道