三春の自然-062/070page

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(2)山田のめおとふじ
三春町役場より、国道288号を5kmほど西へ行くと、レストランなどの店の並ぶ山田地内に入る。さらに20mほどいくと、桜川が左へ向きをかえる右手の土手に幹のまわりが約3m、高さが約20mもある大きなケヤキの木が、昼なお暗しとばかりに、川面におおいかぶさっている。そのケヤキの木に、大小4本ものフジがお互いによりそうようにして、伸びているのが見られる。その様子は、あたかも夫婦がお互いにかばい合い助け合っている姿を思わせる。
ケヤキによりそうフジ
ケヤキによりそうフジ
最大のものは板状の幹の幅が1mほどもあり、県内有数のフジの大木になっている。
近年いたみもはげしくなってきているが、春になると、新芽がふき出し、初夏には紫色のの花の房が道路からも、たくさんみることができる。
フジの幹
フジの幹

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