三春の歴史-020/52page

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※三春町歴史民俗資料館
○館庭

上舞木供養塔
上舞木供養塔

(4)田村庄司家と三春田村氏(南北朝〜戦国時代)

田村地方は、田村庄といわれ、平安時代の終わりごろから戦国時代までは、和歌山県の熊野新宮という神社の私有地(荘園)がありました。
14世紀におこった南北朝の争いは、全国を二分した政権争いですが、この田村地方も約60年間、その争いにまきこまれました。
そのころ田村地方で力をもっていた豪族は、田村庄司という一族でした。田村庄司家は、今の郡山の守山地方を本きょ地にして、北畠顕家にしたがい南朝方について戦いました。
しかし、1396年に足利氏満のひきいる鎌倉軍によって、せめほろぼされてしまいました。

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