あぶくま洞・入水鍾乳洞-004/030page

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鍾乳洞のでき方 2)
鍾乳洞って何んだろう?
不思議な形はこうしてできます。
鍾乳洞のでき方
●甌穴(おうけつ)
地下水が鐘乳洞のなかを流れてゆくうち、石灰岩のへこみのところで、砂などといっしょにうずまき、それによって岩炭箸がけずれ、まるい形になることでず。数個あるいは数千個もつづけてできます。
●ベルボール
鍾乳洞の天井にできます。形がつりがねを下から見上げたようなところから、ベル(鐘)ホール(穴)とつけられたそうです。これは洞穴のなかいっぱいに流れていた水のうずまきによって、天井がけずりとられてできたものです。
●汀線の跡
 洞穴の中で地下水が同じ水位で流れていると、水の表面のところだけ、よけいに石灰岩をとかしてくぼみをつくります。このことを汀線の跡といいます。汀線とは、水面と岩が接する線のことです。
●断層
 地震の多い日本では、地中がいつもすこしずつ動いています。このため、洞穴の中に断層が表われます。また、鐘乳洞などのできる原因といわれています。

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