大信村村政要覧 -017/028page
ゆとりや潤い、
心の豊かさが実感できる村づくりもっと素敵な未来を創りたい―。
ふるさと大信村のキャンバスには、たくさんの夢が描かれています。芳賀 敏子さん
〔大信村婦人会会長〕みんなが助け合う、
まとまりのある村に
していきたいですね。夏祭りのフリーマーケット、隈戸川音 頭の継承保存、料理教室、テーブルマナ ーなどさまざまな活動を通して会員女 性200名の輪が広がっています。これ からのテーマは、定年を迎えても女性が 十分に活躍する環境です。子育てひとつ とっても、自分の子どもだけではなく、 地域で親睦を図っていけるような村に なれたら素晴らしいですよね。
大竹 史恵さん
〔TYC(たいしんユースクラブ))これらからは、
ボランティア活動も
やってみたいな。大信村や近隣の若者20名が集まっ て、キャンプや料理、スキー教室など1年 を過してワイワイがやがや楽しく活 動しています。夏祭りでは、募集ポスタ ーを制作、金魚すくいや、わたアメコー ナーでたくさんの子供たちを呼ぶこと ができました。県の研修会などにも参加 して、新しい交流も生まれています。こ れからはボランティア活動もしてみた いな。
塩田 スイ子さん
〔大信村短歌会〕水持ちの悪き田の畔厚く塗る
夫は折々立ち休みして
(NHK学園通信講座作品コンクール 短歌部門 秀作)短歌会は発足して9年。会員18名 が集まり、月に一度の勉強会をしていま す。テーマは自由で、他の西白河郡町村 との交流会の輪も広がっています。何気 ない日常を文字にするのが短歌の魅力 でもあり、難しいところ。村の道路を歩 いてふと感じた村の美しい自然や、農作 業で汗を流す主人の姿などから歌を詠 んだりしています。
佐藤 忠さん
〔大信村商工会 会長〕手と手でつなぐ人の輪で、
明るい大信村を
築きたい。大信村をみんなで盛り上げようと「特 産品直売所」の設立に向けて現在構想が 進行中です。また、平成14年からはお おむね60歳以上の方々が長年培って きた経験と能力を生かして地域に貢献 する「シルバー人材センター」を立ち上 げる予定で、家事や農作業の手伝い、介 護補助といった幅広いニーズに応えて いきます。行政をはじめ、たくさんの人 たちの協力を得て、活力ある地域社会づ くりを図っていきたいですね。