棚倉町勢要覧 -020/034page

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桜咲く棚倉城

棚倉城

[変転の歴史]

江戸時代の始まりとともに築かれ、終わりとともに戦火に消えた棚倉城。 幕府のお膝元である関東と、奥州の接点にあったこの地は、 古来より商業と文化の往来地として栄え、一方で平・白河・会津と並んで 奥州外様大名の動きを監視する軍事拠点であることから、 歴代の親藩・譜代大名ら八家一六代の城主たちが拝領してきました。 二四〇余年の間、流転の城主たちを見つめてきた棚倉城は、 今に残る壕や本丸跡、追手門跡付近に立つ大けやきが、 変転の歴史を静かに語りかけています。


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