塙町の文化財 -018/105page

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県指定天然記念物

向ヶ岡公園の桜

向ヶ岡公園の桜

県指定 昭和31年9月4日
所在地 大字塙字桜木町204-1

 この公園は、寛政五年(1793)に名代官といわれた寺西重次郎が四民遊楽の地として築造されたと伝えられるもので、庶民の公園として古いものである。

 桜は3株あろて、樹種はシロヒガンザクラおよびシロシダレザクラに属する。

 園内の西南側西部にあるヒガンザクラは、目通り幹周りが4メートル、幹は地上約2メートルで二つに分かれ、花は白色。同側南寄りのシダレザクラは、目通り幹周り3メートル、花は白色である。

 北側の隅にあるシダレザクラは、目通り幹周り3.5メートル、花は白色である。

 これらの桜は、この類の地方的巨樹として有数のものである。


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