わたしたちの鮫川村-040/109page
2)牛をそだてる
◇肉牛
和牛は、昭和30年ごろからうまにかわってかわれはじめた家ちくで、食肉用としてし育されてきました。今では鮫川牛として県内でもゆうめいです。ぶたや乳牛にくらべ、かう農家もおおく、身近な所でも見ることができます。子牛や大きく育って牛は毎年、ひんぴょう会に出され、よい牛を育てるためのめやすとします。また、塙町にある市場のセリに出し、ねだんがつけられます。さいきん、外国からやすくおいしい牛肉がゆ入されてきたためねだんが下がりつつあります。
◇乳牛
乳牛は、昭和20年ごろからかわれはじめましたが、牛乳がおおくのまれるようになるにしたがって、し育する農家もふえてきました。その後、2〜3頭かっていた農家がやめたり、肉牛にかえたりしてその数はへりましたが、いっぽうでは頭数をふやし、きぼを大きくする農家も出てきました。今はきかい化が進み、乳しぼりはすべて、きかいが行い牛乳はパイプを通ってちょくせつれいぞうこにほぞんされます。
※農家→集乳車→牛乳会社
※乳しぼりは、一日、2〜3回行われ、一頭から20〜30リットルもとれます。
肉牛と農家数のうつりかわり
乳牛と農家数のうつりかわり
(資料:福島農林水産統計による)
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