体験学習の手引き-007/033page

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など、仕事の監督がしやすくできて、来客があってもお茶を飲みながら、働く人の動きを肌で感じるように、自宅と仕事場の配置が工夫されています。
3.酒のできるまで(例)
3.酒のできるまで(例)1-3

(1)精米
 酒造に使う米は、大粒の軟質米が使われる。脂肪及び蛋白質を除去し、食用米の3〜4倍も精白する。
(2)水汲み
 酒の仕込みには、良質の地下水が使われる。酒造りの大きな仕事の中に、井戸水汲みの仕事がある。
(3)米洗い
 米粒がすきとおるようになるまで米洗いをし、その後清浄な水を吸わせた後水切りをする。

3.酒のできるまで(例)4-6
(4)米むし
 米を蒸(む)すところ。香気、味、手ざわりをたんねんに調べ、米質の硬軟、蒸米のでき具合を確かめて甑(こしき)より出す。
(5)放冷
 麹(こうじ)にする蒸米、■に仕入む蒸米、醪(もろみ)の仕込みに使用する蒸米それぞれ適当な温度に冷却する。
(6)麹造り
 蒸した米を一定の温度を保った室(むろ)に入れて2昼夜麹菌を繁殖させて麹を造る。

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