すばらしい先輩たち 会津人のほこり(第1集) -109/197page
ぎょうぎがよくなった、と町の人たちの評判(ひょうばん)も高くなりました。
評判がよくなると、協カしてくれる人もあらわれてきます。これはリンが熱心に頼んだからできたのですが、そのころは高くて買えないオルガンも寄贈(きぞう)してもらうことができました。歌やゆうぎを教えるのに、たいへん役に立ちました。
女子の教育
リンは、幼稚園(ようちえん)をつくると同時に、女学校枚もつくっていこうと考えていました。
会津藩のころは、6歳から9歳までの子どもは、『遊(あそ)びの什(じゅう)』 などで、遊びのきまりの中で教育をうけ、10歳になると、そのころの日本では最高の学校であ