北会津の昔ばなしと伝説 -027/238page
え、振ってみると、体が宙に浮いて空を飛べそうな気がした。 早速(さっそく)あの輝(かがや)く里に飛んで行く決心(けっしん)をして、思い切り空中に飛び、羽根(はね)を一生懸命 (いっしょうけんめい)羽(は)ばたいて、どんどん進んで奇麗(きれい)な里に着いてみると、 「何だろう・・・、見たことのあるものばかり。あらら、家も我が家に変わりはない。」 そこに光輝(かがや)く観音様は、何と、おら家のばあさんだ。 「ばあさん。」
え、振ってみると、体が宙に浮いて空を飛べそうな気がした。
早速(さっそく)あの輝(かがや)く里に飛んで行く決心(けっしん)をして、思い切り空中に飛び、羽根(はね)を一生懸命 (いっしょうけんめい)羽(は)ばたいて、どんどん進んで奇麗(きれい)な里に着いてみると、
「何だろう・・・、見たことのあるものばかり。あらら、家も我が家に変わりはない。」
そこに光輝(かがや)く観音様は、何と、おら家のばあさんだ。
「ばあさん。」