北会津の昔ばなしと伝説 -169/238page
「んじゃしょうがねなぁ、んじゃなお向ごう隣りさ行ってみっかぁ」 「こんちは。黄粉作(きなごつぐ)っただげんじょ篩(ふるい)でふるうがど思ったら篩(ふるい)がねえがら、ちょっと篩(ふるい)借してくなんしょう」 「あらら、おら家(い)で篩(ふるい)やっとこの前(め)ぶっくつちぇまったばっかでねえだがらぁ、困っちまったなあ、悪りあんべだったごどまぁ」 「いやぁ、んじゃしょうがねなぁ」 なんちゅ。んじゃその隣りさ行ってみっかぁなんて、
「んじゃしょうがねなぁ、んじゃなお向ごう隣りさ行ってみっかぁ」
「こんちは。黄粉作(きなごつぐ)っただげんじょ篩(ふるい)でふるうがど思ったら篩(ふるい)がねえがら、ちょっと篩(ふるい)借してくなんしょう」
「あらら、おら家(い)で篩(ふるい)やっとこの前(め)ぶっくつちぇまったばっかでねえだがらぁ、困っちまったなあ、悪りあんべだったごどまぁ」
「いやぁ、んじゃしょうがねなぁ」
なんちゅ。んじゃその隣りさ行ってみっかぁなんて、