北会津村誌 -066/534pag
宮川
開津
会津坂下町金上開津 昭和10.5.9 183.873 〃
坂下
会津坂下町川前 鶴沼橋
昭和10.1.20 〃 11.1.20
176.394 大正10.10.20廃止 日橋川
塩川
塩川町 大正3.5.1 濁川
濁川
塩川町大田大田原 昭和9.12.13 〃 10.6
173.0 日橋川
十六橋
河東村十六橋 昭和13.3 512.374 1.27 昭和16年
阿賀川
玉路
本郷町玉路 昭和27.1 263.00 4.50 4.15 昭和28年
2,741.9 〃
田島
540.00 福島県自記 〃
山崎
166.00 5.44 昭和16年
2,741.9 昭和27.3廃止 〃
小谷
本郷町玉路南川前 大正14.1 279.00 新潟大川発電所 3、雨量と洪水の関係 仙台管区気象台の東北地方大雨日量分布帖というのを拾ってみると、東北地方の最大雨量季節は4月5日頃から10月7日頃までで、大変幅広く、これは1年の半分は大雨警戒期間ということになる。
洪水記録は、紀元600年から現在まで1300年程の通計では、勿論古い記録は正確なものでなく、太陰月の換算も困雑なもので、洪水の程度の不明なものなどあるが、大洪水は6月3日頃から10月15日頃まで、その期間はやや短い。これは実態としては、大変おかしいように見える。洪水は必ず降雨の絶対多量によっておこるものなのに、最大雨量季節より、洪水期間が短い筈はない。それでこれを吟味してみると、一日の最大雨量の局部的なものが、必ずしも大洪水をひきおこすものでない。次に東北地方の最大雨量の季節と、その一隅である会