北会津村誌 -299/534page
小 役
一、綿役金三分銀十一匁二粉四毛、糠藁金一両一分銀十二匁六粉九厘三毛.足前銭十一貫八百四十一文、川役金一両一分銀三八 粉、役漆木三十七本此漆三合七勺納る。不足の年は金子を以て納る。御役蝋七百九十五匁、漆の実無之付金子を以納る。大買蝋 五百三十目石同断、此をり銀二匁二粉八厘四毛、小買蝋二百九十四匁石同断、此下銀一匁二粉六厘八毛。
一、李、梅。
一、大抵此の村の営、草鞋を作、鮭或石倉雑喉を取、金四両程に売る、年により増減あり。
社
一、若宮八幡宮、五郎の明神、鈴の社、てるい大明神。
寺
一、曹洞宗 東照山西光寺。
原
一、河原 村に続く東に有、南北二町三十四間、東西一町二十七間、草を刈に便よし。
一、河原 村の東三町五十一間にあり、南北二町十四間、東西一町十七間、雲雀少あり。
一、桜の木河原 村の北一町三十七間に有、南北一町二十七間、東西五十間、小柳生る、草を刈に便よし、雲雀少あり。
一、狐塚河原 村の北四町八開にあり、南北一町四十七間、東西三十間、草を刈に便よし、狐住すにより河原の名とす。
一、石畠河原 村の西二十五間に有、南北二十六間、東西十四間。
一、西河原 村の西二町にあり、南北六十間、東西十二間。
一、だいもん河原 村の東に続て有、南北一町五十七間、東西二十八間、石河原。
一、河原 村の東四十間にあり、南北五十三間、東西二十問、石河原、ちどり少々あり。