北会津村誌 -342/534page

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にこの頃、この位置に創建されたとみてもよいか知れない。泉現寺には阿弥陀尊を祭ってあるが、御丈は五一セ ンチ、地蔵尊は文化六年の風土記にあるのが御丈二尺八寸、現在二仏体が並んでいる。大きな方の御丈が七五セ ンチで、ほぼそれに近く、他の一体は六六センチである。
 この地蔵堂には地蔵尊二体の他に、えんま大王その他十二神、七七センチの高さの上部を赤顔、白顔に塗った 異様な仏像などが多数納 めてある。
 この境内には釈種浄海 の享保頃(一七一七〜一 七二三)の供養塔や、廿 三夜塔、庚申塔、大日 塔、金毘羅塔などと、多 くの板碑が並んでおり、 由緒の浅くないことを物 語っている。

 3、上米塚新田の開発  旧鶴沼川が羽黒下より 佐布川方面に向い、さら に宮川と合して北流し

上米塚の延命地蔵堂と供養碑
上米塚の延命地蔵堂と供養碑

上米塚の地蔵堂のわきだち
上米塚の地蔵堂のわきだち


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