北会津村誌 -486/534page
東山から西京見れば、見ればや
門の扉にお小夜さんと書いたね、書いたね
お小夜さんたる蒔絵の櫛はね、櫛はね
誰れに貰ろうた源次郎さんに貰うたとね、貰うたとね
貰ろた源次郎さんは伊達者で、困るね、困るね
○鳥追い歌
雀島鳥たっちゃがれ、ほうほやあほゝ
やあれ、ほうほうほ
向いのだれかさんは、今更起きやがって
餅の鳥も追いね、やあほゝやあれほうゝほ
烏の頭八つに割ってこだらに詰め込んで
佐度が島に追ってやれ、やあほゝゝゝ
○いじめっ子
泣虫、毛虫、酒屋のいたち
粕くっちゃ、ぶん出せ
戸閉めて、寄せんな
○まりつき歌
おらがおぼこはよいおぼこ