北会津村誌 -488/534page

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(一)れつだんぱんはれつして (二)ちろ戦争はじまった (三)っさとにげるはろしや兵 (四)んでも残るは日本兵 (五) まんの兵をひきつれて (六)人残して皆ごろし (七)月八日の戦いに (八)っぱれくんしょう胸につけ (九)ろばとき んの首をとり (一〇)六聯隊万万歳。

この終りのは日露戦争当時、かえ歌としてつくられたものである。これらの歌詞、調子には、日本の民族的特性 会津の郷土性などが多く含まれているので、真の郷土人の生活をみつめ、解くために、ぜひ今のうちに研究して おかなければならないとも思う。既におそくなった観もある。

 第八章 昔話と伝説

  一、昔話と伝説の差異

 夜の長い雪国の冬に、こたつの中で、「ほうれ、昔話」とねだられて、「昔、昔あるところになあ」と昔話を 聞いた、あのなつかしい情景を思い起す老人は多かろうと思う。これをねだられて、語った記憶をもつ人はいく らあるだろうかと思うと、少し淋しい、心細い気持がする。

 昔の人は、こうして古い時代のことを語り伝え、それを人間の育ちの基本とも考えていたようでもある。学校 がなかったから、学校にはいらなかったから、学問も、勉強もしなかったということではない。

 ラジオ・テレビに明けくれて、それを追い廻し、追い廻されている子供たち、新作まんがを手離せない子供た


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