わたしたちのきょう土河東町-063/104page

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(3) 藤倉二階堂
地いきの人々から藤倉二階堂の名で親しまれている『迦羅陀山延命寺地蔵堂』は、河東町の西南、大字倉橋の藤倉地区にあります。このたて物は、外から見ると屋根が重そうとなっており、二階だてのように見えるために、二階堂とよばれています。
このたて物をたてたのは、徳一大師であると伝えられています。徳一大師は、となり町の磐梯町にある恵日寺をたてた人としてもたいへん有名です。
このたて物は、初め807年(大同2年)にたてられたものと伝えられていますが、今あるものは室町時代(今から650年ほど前)にたて直されたものであると考えられています。1950年(昭和25年)に、国の重要文化財に指定されています。
屋根が重そうになっている
▲屋根が重そうになっている
▲藤倉二階堂(一小地区)

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