わたしたちのきょう土河東町-088/104page
2 発電所のけんせつ
河東町には、4つの水力発電所があります。これらの4つの水力発電所は、すべて日橋川の水を利用しています。また、河東町の発展にはなくてはならないものだったのです。
○日橋川発電所
1911年(明治44年)12月28日、日橋川拾いの発電所ではもっとも古い発電所である日橋川発電所が建設されました。この水力発電所は、列車に乗って広田から東長原駅の方に行くと、右側に見ることができます。
この発電所は、日橋川の水をせき止め、日橋川にそって約田1000mの水路を掘り、落差約15mの水力を利用して発電しています。発電量は、6700キロワットでした。
▲日橋川発電所
○猪苗代第一発電所
1912年(明治45年)3月、日橋川沿いにある水力発電所では最大のき模をもつ猪苗代第一発電所の建設が始まりました。
発電に使われる水は、日橋川から取水し、2本のトンネルを通って、長さ約35m、幅約39m、深さ5.25m〜6.57mの貯水槽にためられます。
▲猪苗代第一発電所