わたしたちのきょう土河東町-089/104page
それから、落差約107.4mで発電が行われています。発電量は、3万7500キロワットで、できた当時は、世界各国から有名な技術者を集めて建設されたため、日本でも最優秀の設備を誇っていました。
○猪苗代第二発電所
1916年(大正5年)7月に猪苗代第二発電所の建設が始まりました。発電に使われる水は、第一発電所の下流の日橋川をせき止めて取水されます。その水は、全長約1229mの水路を通り、長さ約59m、幅約32m、深さ5.23m〜6.7mの貯水槽にためられます。それから、落差約68.1mで発電が行われます。発電量は、2万4000キロワットでした。
▲猪苗代第二発電所
○猪苗代第三発電所
1924年(大正13年)12月23日に猪苗代第三発電所の建設が始まりました。この発電所は、関東大震災(東京を中心とした大地震)の復興のためにも、早く完成させなければならないものでした。そのため、工事は昼も夜も行われ、1926年(大正15年)1月3日に完成しました。
▲猪苗代第三発電所