磐椅王国 -007/034page

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l2.大鹿桜(おおしかさくら)(西峯)
大鹿桜
 樹齢1100年といわれ、高さ14mを計り ます。会津五桜の一つで、八重小菊咲きの サトザクラですが、花の色が白色から次第 に鹿の毛色に変化することから、この名が つけられました。

 社伝では村上天皇の天暦年中(947〜957) 勅使参拝のとき京都から持ってきて植えた とあり、現在のものはその子孫です。  福島県緑の文化財登録第1号(町指定天然記念物)

  

l3.鳥居杉(とりいすぎ)(西峯)
鳥居杉
 延書式内社磐埼神社の拝殿の前に鳥居の ように並んであるので、こう呼ばれていま したが、昭和六十一年の台風によって左側 の杉は倒壊してしまいました。また現在あ る右側の杉は幹が三本に別れ、そこに桜が 生えていますが、この桜は;縁結びの桜とい われています。高さ36m、推定樹齢800年 を誇る大木です。  福島県緑の文化財登録第341号(町指定天然記念物)

l4.白津(しろづ)からかさ松(まつ)(八幡・高原)
白津からかさ松
 典型的な傘松の樹形で、樹高23m,幹周 3.8mを計ります。推定樹齢450年で、根元 には三宝荒神を祀った石の小祠があり、八 手山城主三浦経連の重臣の邸内にあった木 と伝えられています。
福島県緑の文化財登録第345号(町指定天然記念物)     

15.大原観音(おおはらかんのん)の松(まつ)(若宮・大原)
大原観音の松
 観音堂の前にあり、樹高29m、幹周4.2m、 推定樹齢300年の巨木です。この木は、元 禄年間(1688〜1704)に会津藩と二本松藩で、 硫黄採掘と温泉の利権をめぐって境界の争 いを起こした時、勝訴したお礼に植えられ たものだといわれます。
福島県緑の文化財登録第342号(町指定天然記念物)

会津五桜 大鹿桜(猪苗代町)・薄墨桜(会津高田町)・石部桜(会津若松市)・虎の尾桜(会津高田町)・糸桜(会津坂下町)
−天然記念物−


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