喜多方市の文化財 -015/055page
木 造 行 道 面(ぎょうどうめん)
願成寺にある行道面は、阿弥陀如来が二十五菩薩を従えて来 迎する有様を演ずる「練供養会式(えしき)」 (来迎の仏の姿をして練り 歩く式)が、当地にもおこなわれていたことを示す証拠であり、 貴重なものである。
25面のうち、現在は6面しか残っていないが、このうち の2面は鎌倉時代の作と見られており、残りの4面は室町時代 の作といわれている。
所 在 地 上三宮町上三宮字籬山 願成寺
指定年月日 昭和36年3月22日