喜多方市の文化財 -027/055page

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木造虚空蔵菩薩坐像

 文殊堂内に安置されている虚空蔵菩薩像は、高さ65センチ の寄木造りの坐像である。

 「新宮雑葉記」によれば、もと湯峰の本尊で、文殊菩薩と同 作といい、宝永4年(1707)再興と記してある。

 頭部は古いが、躯の部分は後補のもののようである。金属の 宝冠や胸飾りをつけている。

所 在 地 慶徳町新宮字熊野  文殊堂
指定年月日 昭和49年2月14日

木造虚空蔵菩薩坐像

山崎横穴古墳群

 慶徳町山崎のすぐ西側の山の中腹に、数段に並列してあり、 明治26年10月に発見されたときには、37個の横穴古墳 が確認された。しかし、その後の土砂崩れなどによって古墳の 入口が埋められ、現在ではようやく数個の古墳を数えるほどに なってしまった。横穴古墳の大きいものでは、高さ1メートル、 幅1.5メートル奥行き2〜3メートルあり、人骨をはじめ、 勾玉、鏡、直刀、土器類が多数発掘されたが、現在、当地城に は、これらの発掘品は何一つ残っていない。時代的には、古墳 時代の後期、6〜7世紀のものと考えられている。

所 在 地 慶徳町山科字墓東
指定年月日 昭和50年6月12日

山崎横穴古墳群


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